介護保険施設には特養・老健・療養病床と介護医療院の4つがあり、それぞれでサービス内容や利用条件が異なります。どのような人が利用できる施設なのか、費用はどれくらいかかるのか、といった情報を知っておきましょう。
介護保険施設とは、介護保険サービスとして利用できる公的施設です。中重度の要介護者が生活する「特別養護老人ホーム(特養)」、リハビリテーションを通して在宅復帰を目指す「介護老人保健施設(老健)」、医学的管理に基づいて介護ケアなどを行う「介護療養型医療施設(療養病床)」の3つに加え、2018年4月には長期的な医療ケアを提供する「介護医療院」が新設されました。
それぞれの施設で利用条件や目的が異なるため、身体状況や要望に合わせて適した施設を選ぶことが大切です。
| 特別養護老人ホーム | 10~14.4万円/月 |
|---|---|
| 介護老人保健施設 | 8.8~15.1万円 |
| 介護療養型医療施設 | 8.3~15万円 |
いずれの施設でも、入居一時金といった費用は不要です。介護保険施設に入居する場合は、基本的に月額費用のみで利用できます。月額費用については介護度・提供されるサービスなどによって違いはありますが、国からの補助金(介護保険)で運営しているため、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などに比べると安価で利用できるのが特徴です。
また、介護保険施設は医療費控除の対象となるため、費用負担は比較的軽いと言えるでしょう。
介護保険施設は他の介護ケア施設・サービスに比べて安価に利用できる傾向がありますが、それゆえに人気も高め。入居申請をしてからしばらく待機するといったケースも多いため、早めの検討を心がけましょう。